本文へ

カッター刃の耐久性

耐久性を決定する三大要素
ロングライフの秘密

(1)レシプロストローク(振幅)

durability-image1

振動により、刃の局部的摩耗が少なくなります。また、材料より刃の摩擦部分が上に出るため、刃の放熱効果が大きく、摩耗が少なくなり、刃がナマりません。

従来のマシンでは、振幅5mmの場合、金属疲労に加え、騒音や振動が機械に共鳴し、トラブルの要因になるため、2~3mmの振幅でした。

当社のカッティングマシンでは、振幅による振動を吸収するバランサーを業界で初めて採用。格段に機械を安定した状態でご使用頂けます。

(2)刃の形状と材質

durability-image2

カットしたあとの抵抗をできるだけ小さくするためには、刃の厚みは流体力学的に設計する必要があります。理想は飛行機の翼のような形状です。

また、素材の高度を高くすると、切れ味は良くても欠けやすくなってしまいます。

そのため、硬度と鞭性の一定のバランスが必要になります。つまり、超硬の材質の配合比率と粒子の大きさが重要なのです。

(3)マットの材質

通気性が良く、筋押しに耐えられる硬さをたもち、かつ刃の摩耗が少ない材質が必要です。