包装設計用2次元/3次元融合CADシステム「MYPAC®BOX-Design」は、1985年以来定評あるＭＹＰＡＣの２次元作図機能をそのまま踏襲し、２次元専用ＣＡＤの高い作図機能と［展開図の3次元化］［製品データから緩衝材を設計］［展開図の出力が瞬時に］など、包装設計トータルソリューションメーカーSINACOの画期的CADシステムです。

包装設計用2次元/3次元融合CADシステム「MYPAC®BOX-Design」
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「MYPAC®BOX-Design」機能

１．包装設計2次元展開図生成

［使い勝手の良い直感的な2次元作図機能］
1985年以来定評あるＭＹＰＡＣの２次元作図機能をそのまま踏襲し、２次元専用ＣＡＤと同等の高い作図機能を有します。プレビュー機能のある使い易いレイヤー操作、コマンドをダイレクトに起動できるキー定義・マウス　アクション起動など快適な作図環境を提供します。

２．2次元→3次元Assemble simulation

［展開図の3次元化］
２次元で描かれた展開図を指定された罫線で指定角度で立体に組み立てます。
レイヤーを分ければ山折り、谷折りも自由自在です。単なる2次元のビューワーとは違い完全３D（ソリッド）で構築できますので、３D化された図形を修正しシートの厚みを持たせた展開図に戻す事も可能です。

３．3次元Solid→梱包用2次元展開図生成

［製品データから緩衝材を設計］
提供された３Dデータ（IGES等又は３Dスキャナーで取り込んだSTLデータ等を3次元CAD特有のブーリアン機能で緩衝材を作成出来ます。好きな場所で断面を輪切りにすればフォーム材を作成。ソリッドを面の厚み（段ボールの厚み等）を指定すれば、展開図を作成する事が出来ます。

４．3次元Solid→梱包用2次元展開図生成

［段ボールパラメータをユーザーが簡単に設定］

段ボールは、金属等と違い曲げると延びるのではなく、縮みます。
当システムではそのマイナスの曲げ率を予めパラメータで設定し展開する事が出来ます。シートの厚み等もユーザーで登録する事が出来ますので、組み立てた時により製品に近い段ボール緩衝材の作成が可能です。

５．加工機の動きと生産性を追求した独自機能

［展開図の出力が瞬時に容易に］

3次元データを展開し2次元にする事で自由曲線等のカッティングしずらい曲線を自動的に円弧近似にしますのでカッティングマシンに関わらず全てのNC工作機械の制御が可能になります。また、必要なパーツを加工材料のサイズに合わせネスティング機能を用意。各々の必要な個数を自動的に面付してくれます。

６．様々な周辺機器との連携

［他の機器との連携で梱包設計をより簡便に］
3次元データを取得する為または、それを活用する為の様々な装置をご準備しております。

［3次元スキャナー］

製品を梱包するためのフォーム材データや緩衝材データを簡単に取得できます。しかし、今までの3Dスキャナーは非常に高価か、後処理にとても手間がかかっていました。
SINACOがご提案する「3Dスキャナー ARTEC Leo」は、取り扱いも容易で導入後すぐに業務効率を飛躍的に向上させます。3Dスキャナーの導入で大切な製品の3Dデータが簡単に取得でき、包装メーカーの工程を飛躍的に改善させます。

［動作環境及びシステム構成］

【動作環境】

CPU : Corei5以上　OS　Windows1０（64Bit）
RAM : 推奨８GB以上
グラフィックス: 1600×900ドットOpenGLボード
オプティカルドライブ: DVD

【システム構成】

・2次元/3次元融合CADシステム「MYPAC BOX-Desigen」

①　包装設計2次元展開図生成
②　2次元→3次元Assemble simulation
③　3次元Solid→梱包用2次元展開図生成

・現地オペレーション指導（基本2日間）
・初年度年間保守（必須）